ポエム」カテゴリーアーカイブ

引きすぎの絵とお仕事情報

夏、終わってしまいましたね。あんなに暑かったのに。
そしてまた性懲りもなく絵を描きました。夏の思い出シリーズの新作です。

今回のは昔ボツにしたものを引っ張り出して来て、そこからこねくり回して仕上げた形になるのですが、やっぱ引きの絵はいいですね。

昔からそうでした。視力が異常に良かった(両目2.5↑)からかもしれないのですが、はるか遠くに見える人々の暮らしや動物の息遣いなど、ただぼんやり眺めているのがとても好きでした。

好きです引きの絵。好きすぎて引きすぎて、絵というものがよくわからなくなってしまいました今回。ちなみに現在の視力は両目1.0↓ で、乱視も入って老眼も来たりですごいです。

それはそうと、夏の思い出シリーズだというのに、例の姉弟が居ないことにお気づきでしょうか。手前の灯台と一文字には鵜が3羽とカモメ(ウミネコ?)だけですよね。

あ、ひょっとして!

これは……

いた!!
安心です。

おじいちゃん、軽トラで迎えに来てくれたんでしょうか。
弟君はまだまだ釣りを続けたいようです。

しかし残念ながら小さすぎるので、5k解像度でないと視認できないというやっちまった感。引きにも限度があるということを学んだ2018年の夏。平成最後の夏。

ということで、新作壁紙「夏の思い出2018」、オフィシャルサイトtopページのスライドショーからダウンロードできますので、お好きな方どうぞ!

=追記=================

オフィシャルサイトからダウンロード出来るのはWUXGAサイズなので、今回は5Kサイズのものも用意しました。もう少し小さいものも。
下記リンクからどうぞ!

●5k版ダウンロード

●もう少し小さめダウンロード(2880×1799)

※無断での商用使用や、それを目的とした再配布は禁止します。
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そしてお仕事情報。
学校図書株式会社の平成31年度版中学校道徳教科書の
「銀色のシャープペンシル」の挿絵」を担当させていただきました。
情報公開解禁になったので、その中の一部を。

ありがとうございました。

概念としての夏とお仕事情報

唐突にアレですが、twitterで「概念としての夏は好きだが、実際の夏はちょっと….」というようなのを目にしてなるほどと思った。

強い日差しと影のコントラスト・熱で揺らぐ大気・高く青い空・湧き上がる積乱雲・吹き抜ける風・どこまでも青い海・白い砂浜….等、挙げ始めるとキリがない。言葉にすると、とにかく爽やかなイメージばかりだが、実際の夏はどうだろう。

ぼくがあれほど好きだったあの季節というものは、振り返れば振り返るほど、もはや遠い記憶から連なった、概念としての夏でしかないのであった。
このものすごい湿気なんなん。もういややわ。

ということで、概念の夏壁紙新作1枚、オフィシャルサイトのtopページからダウンロードできます
ので概念好きな方、よかったらいかがですか。

あと少し話が逸れますが、この曲がぼくの夏の概念の原点です。これ聞いてると、小学校に上がって初めて経験する夏休みを迎える、あの頃のワクワク感が蘇り、走り始めます。

そしてお仕事情報です。
学悠出版さんから「愛知県 公立高校入試完全演習」という教材の見本誌が届きました。

今回は表紙絵を担当させていただいております。
完全に冬の絵なのですが、この絵もまた、概念ですね。



ありがとうございました。

月や宇宙とお仕事情報

今日は昼の月が綺麗だった。あのうっすらした月を見ると、小さかった頃のことを思い出す。

確か小学校に入りたての頃、父に双眼鏡をもらった。子供用のちゃちい奴ではなく、航海用に使用されていた本格的なものだったので、もちろんのことよく見える。特に月やプレアデス星団のような、肉眼でも見える明るい天体なんかは手頃な観察対象物であったので、家のベランダから夜空を見上げ、星座板を片手にズームズームの毎日だった。その頃には天体観測マニア少年に一歩足を踏み入れており、宇宙、とりわけ太陽系に関する知はかなり蓄積されつつあり「月は地球の衛星で、宇宙空間に浮かんでいる」ということも知識の上では理解していた。

そんなある日のこと、昼の月を見つけ、何気なく双眼鏡で覗いてみた。空の青さに溶け込むような、淡く、儚い感じの白い月。すると、いきなり視界の左下からジャンボジェットが現れた。それが月の下側をゆっくりとかすめてゆく。その瞬間、「月」というものが、飛行機雲を残しながら移動してゆく機体と対比して「とても遠く」にある「ものすごく巨大な物体」であることを実感した。なおかつ、それは何もないだだっ広い空間にぽっかり「浮かんで」いるのだということに気付き、全身に鳥肌が立った。あれは実際恐怖だったし、なんともいえない感動でもあった。

ちなみにその頃はまだなぜか「地球」がどこにあるのかを解っておらず、後日母と夜道を歩いていた時に夜空を指差し「地球ってどれなん?」と尋ねたことがあった。そこで、ようやく「地球」とは、今自分が立っている「ここ」であることを聞かされ、こんなことも解らなかったのか自分は!という恥ずかしさがが込み上げてきた。が、それよりも、なんとこの自分も、よく図鑑や映画やアニメなどで出てくる、みんなの憧れの「かけがえのない、美しい水と緑の星」の一員だったのだという事実になんともいえない気持ちになり、しばらくニヤニヤが止まらなかったのもよく覚えている。

それではお仕事情報です。

2010年12月号から表紙絵を担当させていただいていたトランヴェールですが、誌面リニューアルに伴い、2018年5月号をもってぼくの担当は終了いたしました。ずいぶんと長いことありがとうございました。で、最後のトランヴェールがこちらです。

そしてこちら元絵です。

ありがとうございました!