投稿者「miyajiro」のアーカイブ

miyajiro について

Illustrator Osaka Japan

月や宇宙とお仕事情報

今日は昼の月が綺麗だった。あのうっすらした月を見ると、小さかった頃のことを思い出す。

確か小学校に入りたての頃、父に双眼鏡をもらった。子供用のちゃちい奴ではなく、航海用に使用されていた本格的なものだったので、もちろんのことよく見える。特に月やプレアデス星団のような、肉眼でも見える明るい天体なんかは手頃な観察対象物であったので、家のベランダから夜空を見上げ、星座板を片手にズームズームの毎日だった。その頃には天体観測マニア少年に一歩足を踏み入れており、宇宙、とりわけ太陽系に関する知はかなり蓄積されつつあり「月は地球の衛星で、宇宙空間に浮かんでいる」ということも知識の上では理解していた。

そんなある日のこと、昼の月を見つけ、何気なく双眼鏡で覗いてみた。空の青さに溶け込むような、淡く、儚い感じの白い月。すると、いきなり視界の左下からジャンボジェットが現れた。それが月の下側をゆっくりとかすめてゆく。その瞬間、「月」というものが、飛行機雲を残しながら移動してゆく機体と対比して「とても遠く」にある「ものすごく巨大な物体」であることを実感した。なおかつ、それは何もないだだっ広い空間にぽっかり「浮かんで」いるのだということに気付き、全身に鳥肌が立った。あれは実際恐怖だったし、なんともいえない感動でもあった。

ちなみにその頃はまだなぜか「地球」がどこにあるのかを解っておらず、後日母と夜道を歩いていた時に夜空を指差し「地球ってどれなん?」と尋ねたことがあった。そこで、ようやく「地球」とは、今自分が立っている「ここ」であることを聞かされ、こんなことも解らなかったのか自分は!という恥ずかしさがが込み上げてきた。が、それよりも、なんとこの自分も、よく図鑑や映画やアニメなどで出てくる、みんなの憧れの「かけがえのない、美しい水と緑の星」の一員だったのだという事実になんともいえない気持ちになり、しばらくニヤニヤが止まらなかったのもよく覚えている。

それではお仕事情報です。

2010年12月号から表紙絵を担当させていただいていたトランヴェールですが、誌面リニューアルに伴い、2018年5月号をもってぼくの担当は終了いたしました。ずいぶんと長いことありがとうございました。で、最後のトランヴェールがこちらです。

そしてこちら元絵です。

ありがとうございました!

純粋にお仕事情報

偕成社さんから発売中の「Q&Aで知る中東・イスラーム」という本のナビゲーションキャラクターを描かせていただきました。ちょっとよく解りにくいイメージがある中東・イスラームの時事ニュースや歴史等がわかりやすく解説されています。

解説キャラクターとして「三日月先生」という人(人?)が登場するのですが、その先生が固まるまでの変遷を以下に記します。ちなみに女の子は、スカーフを巻くような場所ではパーカーのフードを被って頭を隠すという設定がありましたが、出番が無かったようです。

第1稿、メガネとヒゲのバリエーションです。当初は帽子を被っていました。

やり取りの末、ほぼ固まりました。メガネとヒゲが共存する贅沢なバージョンです。帽子はやめて、白いグトラを被ることに。

決定稿です。アゴヒゲが追加され、メガネはオミット。アゴヒゲで足りなくなった三日月感を、おでこの広さでカバーすることに。

5巻セットの場合、外箱がついてくるのですが、この外箱のそこかしこにも楽しく使って頂いております。なお、今回も執拗にアフィリエイトの罠を張り巡らせて頂いております。

ありがとうございました。

スギとヒノキとお仕事情報

ぼくの花粉症は、スギとヒノキ、イネやブタクサという4段構えでもう最高な感じなんですが、みなさんの花粉症はいかがでしょうか。

今年のスギは特にひどかったですね。ぼくの場合は、スギ花粉の到来と共になんかグズグズし始め、そのムードに慣れ始めた頃に、よりアレルギー反応が強いヒノキ期に突入。最盛期を迎えて鼻がズバンズバンというのが例年の流れだったのですが、今年はもうスギの時点で本格的な感じになってしまいました。

しかも鼻の症状だけでなく、今まで無かった「目の症状」が追加され、ただでさえクシャミ連発なのに、目ヤニMAX状態での起床から一日中ものすごい目のかゆみに悩まされるという。ちょっとまって。スギでこの状態だと、このままヒノキ期に突入したら花粉死も視野に入ってくるのでは?と怖くなってきたので模索した結果、鼻うがいを積極的に取り入れることにしました。

色々な商品がある中、結局アマゾンでこういうのを購入。500mlの大容量なので鼻腔内を水がドバーってなってなんかもう使用感がすごい。気持ちいい。出来合いの洗浄液を買わなくても自分で食塩&重曹入れたぬるま湯作って、濃さを調節すれば全然鼻ツーン現象起きないし、またあえて冷えた真水を使用することにより、プールでイキって背泳ぎのクイックターンやろうとして失敗してガボガボなったあの懐かしい感じを再現できますし、塩分濃度を高めにすれば波乗りしててイキって巻かれてあ、ヤバいってなった時の感じも思い出せてうれしい。

これを購入してから1日2回、起床時と風呂タイムの使用でほぼ1ヶ月経ちましたが、花粉症の症状は特に変化なしのようですので毎日アレグラ飲んでます。鼻うがいイエー!!

それはそうとこの4月から、メインツールであるillustratorもとうとうCSからCCに変えました。そのうち慣れるとは思うんですけども、ペンツールとかの中心点が今までと微妙に違う気がしてイライラしています。特にダイレクト選択ツール。頻繁に余分な所までつまんでしまう。せめてもっとカーソル小さくできないのか。

ということで、お仕事情報です。

少し前のやつになりますが、トランヴェール3月号が絵だと気づかれていないムードが漂っていましたので部分拡大を置いておきます。

ご覧の通り、結構雑にしてあります。雰囲気出るかと思って。

そのトランヴェール3月号、残念ながらもう配布は終わっておりますが、トランヴェール4月号でしたら、JR東日本管轄内の新幹線車内等にて絶賛配られ中です。

これも部分拡大置いておきます。

以下、それぞれの元絵です。

ありがとうございました。

明けましておめでとうございます。(&お仕事情報)

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

ということで、今年のお年賀は以前アップした新作のぼくらバージョンです。季節感とか年賀感とか、そういうのは例年通りなので最早何も言いますまい。

ところで、今年2018年はぼくにとって大殺界の3年目であるらしく、そう言われてみると昨年一昨年と、何だかパッとしなかったなーなんて思ったりして。んでよく調べると、大殺界3年目である今年は何か新しいことを始めたり、調子に乗ったようなことをしては決していけなく、してしまうとすごいエラいこと(アカん意味で)になってしまうらしいです。なんなんでしょうね。つうか知るかそんなもんというね。

そしてお仕事情報です。

表紙絵を担当させて頂いているトランヴェールですが、2017年12月号と2018年1月号は続けて美味しいものが表紙になっております。

2017年12月号部分拡大です。

2018年1月号部分拡大です。

そしてそれぞれの元絵です。

自らの美味しさを外敵から守るため、堅い殻を手に入れたカニやエビや貝。そしてウニも。果たして進化とは。全然そんな内容ではありませんが、トランヴェール1月号、JR東日本管轄内の新幹線車内等にて絶賛配られ中です。

ありがとうございました。

続・猫から植物を守る

モンステラに檻を作り、又八が悪戯出来ないようにしたという事を前回の投稿で書いた。
その翌日のこと。

あっ….

うん。乗るね。乗ってしまいますよね。猫ですもんね。

実は、こんなこともあろうかと対策は練ってあった。ただ、見栄えがなんか悪くなってしまうので躊躇していたのだ。しかし背に腹は変えられん。くらえ又八。これが文明の力。人間の力。

これでしばらくは大丈夫。だがこうした戦いはまだまだ続くだろう。

ありがとうございました。

猫から植物を守る

この家に越してきてしばらく経った頃「室内にも緑が欲しい!」ということになり、おしゃれ緑の定番である小さなモンステラを導入。モンステラ様はスクスクと育ち、「モンステラの方々」と呼べるほどに増え、大きくなったのだが、そうこうしているうちに、我が家へ猫の又八が来ることになった。

どうなったかというとそらそうで、目を離すとすぐにモンステラ様を齧る、千切る、弄ぶ、等の暴虐を繰り返す。葉の端はガビガビ、太い茎には無数の歯型、伸びるたび齧り取られる新芽。

それだけならまだしも、モンステラ様は猫にとって少し「良くない」成分を含んでいるらしいことを知るに至った。これはいかん。

なので鉢ごと別の部屋に隔離することになったのだがその環境が良くなかったらしく、モンステラ様は一年も経たず、ヘロヘロの酷いありさまに。これじゃあまりにも可哀想。今手を打たねば、この冬すら越せないのでは。どうにか又八の悪戯をシャットしアウトし、家の中で一番良い場所(直射日光が当たらないが、冬でも明るく、温かい)に移すことは出来まいか。

しかしやはり問題は又八。それでよくよく調べてみると、モンステラ様に含まれている、猫に「よくない」成分というのはシュウ酸カルシウムのことであり、食べると口腔内に炎症が出来たりする恐れがあるぐらいで、内臓をいわしたりするようなことはほぼ無いらしいと知り、目前の霧が晴れた。※諸説あるので注意!

今までアホほど齧っていたわりにそんな症状は全然出ていなかったし、もしそうなっても逆に痛い目を見て本能で学んでくれればそれでいい。ということでちょいと考えてみた。

そんなこんなで、以前モンステラ様入れとして使用していた自作の木箱をうまいことカスタムすることにした。必要なのは以下の条件。

●猫が根本の茎を齧ったり、土を掘り返したり出来ないように囲う
●光を遮らないこと
●通気性の確保
●伸び放題にも対応(天井は塞がない)

以上を踏まえてレッツ設計。
画像は、自分さえ理解出来ればそれで良い感全開の図面の様子です。

できた。ビフォーとアフターです。

あら、いいですね。

水や肥料やりの際にも、そして何かテキトーな物が収納できるスペースにも気軽にアクセス。

そして、なんということでしょう。追加パーツは5つに分かれ、カジュアルな装い(工具いらずの意)でパージできるのです。これならお手入れも簡単。

これでなんとか息を吹き返してくれるといいのですが。
ありがとうございました。

※この記事には続きがあります。

さよなら夏の日

オフィシャルサイトtopページのスライドショーイラスト、新作ひとつアップしました。
さよなら夏の日。

正直言いますと、個人的に真冬以外は全て夏的なものだと思っているので全然さよならではないんですよね。むしろ、真夏以外の季節、そして厳冬のさなかに無理やり見出す夏こそが真実の夏なのではないでしょうか。

知らんけど。

それと、この姉弟ぽいのが出てくる「夏の思い出」シリーズについて。これはライフワーク的な感じでもあるのですが、以前某専門学校で講師をしていた際に生徒さんから「なぜずっと同じ服装なのか」と聞かれたことがありました。

その時は、あえて記号的なものを着せることにより、この子供達の人格が景色より前に出てくるのを防いでいるのです的な、なんとなくそれっぽいようなことを言った覚えがあるのですがあれは嘘です。なぜあんなことを言ったのか。それはプロとして、先生として、それらしいことを言ってイキらねばならないと思ったからです。本当は単に服装を考えるのが面倒臭いからこうなっています。

そしてこの二人、微妙に成長しているような。意図的ではないんですけども。

エムニジュウロクtopページからダウンロード出来るので、お好きな方はどうぞ是非是非。

ありがとうございました。

ばあさんとお仕事情報

ご無沙汰しております。

健康のため、このような靴を履いて夜な夜な住宅街をパトロールしているのですが、先日その深夜警ら中、突然知らないおばあさんに呼び止められたんですよ。びっくりしました。

「血ィが!血ィが!」と言いながら血相を変えて小走りで近寄ってくるばあさん。すわ事件か。強盗?ばあさん強盗にやられた?怪我してるのか?それともばあさん自体がヤバい感じのアレか?深夜やし、周り誰もおらんし、なにこれすごい怖いんですけど!

で、身構えながらよくよく話を聞いてみると「あんたそんな裸足で!足血ィ出てるやないの!どないしはったん?!」と。

いえ、これは裸足ではなくこういう靴なんですわ。そして血ィではなくそういう色模様なんですスンマヘンということを説明。「いややわーもう、びっくりしたわー寿命縮んだわ」とおばあさん。

そんなん言われたかて、こっちもえらいびっくりしましてんでハハハと別れ、心拍計に目をやると170超えてました。これはすごいカロリーの消費が見込める。怖かったダイエット、どうですかあなたも。

お仕事情報です。

 

9月のトランヴェールは、秋深まりゆく八ヶ岳と小淵沢大カーブを行くHIGH RAIL 1375です。ぜひ手にとってご覧ください。

元絵はこちらです。

もう少し頻繁に更新しようと思ってますよ。
思ってるんですけどね。

今回もありがとうございました。

変な夢とお仕事報告

先日、気になる夢を見ました。

ある日所用で役所へ住民票を取りに行ったところ、なんと自分の名前が「宮田兆二」に変わっている。ぼくの名前は確かに「宮田二郎」だったはず。どういうことかと職員に食い下がるも、「数ヶ月前、正式にそういう手続きをされている様なので、こちらとしてはどうしようもありません」と繰り返すばかりで埒があかず、失意のまま帰宅。

家人に「こんな酷いことが」と報告するも、どうも母の様子がおかしい。問い詰めると、なんと自分の仕業であることを白状した。が、それ以降は悲壮な表情でだんまりを決め込む。なんでや。なんでそんなことすんねん。意味がわからんわ。銀行の口座とかカードとかどないすんねん。

長時間にわたる詰問の結果、母がとうとう逆ギレ。「漢字の『二』が残ってただけでもありがたいと思え!」等と言い放ち、そしてぼくは「そんなもんカスらせるな!」「どうせやったら全然違う名前にしたらんかーい!!」とよくわからんキレ方をしているところで目が覚めた。

夢判断師の方々、お出番です。よろしくお願い致します。

そしてお仕事情報です。

六甲アイランドにあるウォーターパーク、デカパトスのポスターを今年も担当させていただきました。今回は、六甲ライナーに乗って最寄駅であるマリンパーク駅に着いた家族と、車窓から見えるパークの様子となっております。

ところでデカパトスといえば、マスコットキャラクターのパトンちゃんが有名であることが定説となっています。はたして本当に居るのでしょうか。

ポスターをズームしてみると….

いました。パトンちゃんです。いますね。よかった。

そして今回の元絵はこちらです。

ありがとうございました。
電車でも行こう!デカパトス

シャイニングウィザードやお仕事情報など

先週から入院していた母が本日退院。去年は胆石が詰まって急性膵炎を起こしていたので石を掃除し、胆嚢を摘出したんだけど、今年春にやった検査によるとまだ石が残ってた(自覚症状は無し)らしい。ERCPの結果、胆管が依然拡張したままなので、石や砂や泥のような感じのものがたまりやすくなっており、ステントを留置して胆管がしぼむのを待つこととなった。なので8月にまた入院&ERCP。これ下手したら毎年恒例の行事になりそうな予感。

話が変わりますが、さっきベッドに飛び乗ろうとしてベッド脇の小机の角に対してうっかりシャイニングウィザードを炸裂させてしまい、しばらく左膝を抱えて悶絶していました。お皿取れたかと思った。

それにしても、痛みであんなに転げ回るなんて何十年ぶりだろうか。思い起こせば、すごい痛い思いをした一番最近の事件は自転車で転んだ時だったか。走行中にふと「両手をクロスさせてハンドルを握ったらどんな感じだろう」と思い、すぐに実行してみたところ瞬時に自転車ごと前転して吹っ飛んだ、ということがあった。あれが確か33歳ぐらいだったから、何十年ぶりって言い方はウソになる。嘘をついてしまい誠に申し訳ありません。

お仕事情報です。
今月のトランヴェールは豪華観光列車クルーズトレイン四季島です。

最初は下の画像のように車体下部の映り込みも描いていたのですが、なんか汚く見えるということでボツに。

以下、元絵です。

なんか今回、空の色がすごく綺麗に出ているので是非手に取ってご覧いただければと思います。トランヴェール5月号、JR東日本管轄内の新幹線のシート後ろの網のアレのとこらへんにて絶賛配られ中です。

ありがとうございました。